謡曲とシステム

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長く謡曲をやっている人から謡曲のおもしろさについてのお話をうかがう。

知らなかったのだけれど、謡曲は能の一部だそうな。能といえば世阿弥やらな
にやら私の知らない世界ですよ。

「でもね、junさん、謡曲はあなたの専門のシステム論とおおいに関連があると
私思ってますよ」

「と言いますと」

「能では登場人物がそれぞれの立場とキャラクターを表明し、相互作用をしな
がら全体の形を作っていくわけです。

で、長い歴史の間にキャラクターや相互作用が様式化されています。

これがjunさんの論文に出てくる、組織とそれを構成する人を数式で表現する
システム論のやり方とよく似ている。」

「そうですか」

「そうです。どうでしょう、世阿弥の研究しませんか」

「いやーまず基礎知識がないので」

「私が解説しますよ、何ならここで吟じましょうか」

「いや、ここ、レストランなんで」

とその場は収めたのだけど、後々考えてみるとなるほどなと思う部分もあり、
ちょっと調べてみたけど、やっぱりこれは難しいな。

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