friioをlinux機につなぎかえ

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地デジ放送を録画するfriioですが、これまでWindows機につないでいましたが
3割ぐらい録画に失敗するのでlinux機につなぎかえてしまいました。

もっと苦労するかと思ったら、日経Linuxの記事の通りやってみたら意外にあっ
さり録画に成功しました。

recfriio --b25 $1 $2 $3.ts

で録画できます。$1はチャンネル名、$2は録画秒数、$3はファイル名です。

TDAY=`date +%Y%m%d`
recfriio --b25 $1 $2 $3$TDAY.ts

とするとファイル名に年月日が付くので便利です。

問題はこの後。このままではファイルサイズが大きすぎるので変換してiPhone
で見られるようにしましょう。まず、音声部分を変換します。それにはvlcを
使います。こうすると音声部分が変換されたファイルができます。

vlc $3$TDAY.ts :sout=#transcode{acodec=mpga,ab=128,channels=2}:duplicate{dst=std{access=file,mux=ts,dst=$3$TDAY-2.ts}} --intf=dummy vlc://quit

少し長いですがこれ全部で一行です。

--intf=dummy

というのはvlcのウインドウを出さないようにする設定です。

vlc://quit

は変換が終わったらvlcを終わらせる命令です。こうしてできたファイルをHandBrakeCLIを使って変換します。

./HandBrakeCLI -i $3$TDAY-2.ts -o $3$TDAY.mp4 --preset="iPhone & iPod Touch"

これでiPhoneで見られる動画ファイルになりました。最後に不要なファイルを削除します。

rm $3$TDAY.ts
rm $3$TDAY-2.ts

これをシェルスクリプトにしてcronから呼び出せばOK。シェルスクリプトにし
たものを以下に書きます。

#!/bin/sh
TDAY=`date +%Y%m%d`
recfriio --b25 $1 $2 $3$TDAY.ts
vlc $3$TDAY.ts :sout=#transcode{acodec=mpga,ab=128,channels=2}:duplicate{dst=std{access=file,mux=ts,dst=$3$TDAY-2.ts}} --intf=dummy vlc://quit
./HandBrakeCLI -i $3$TDAY-2.ts -o $3$TDAY.mp4 --preset="iPhone & iPod Touch"
rm $3$TDAY.ts
rm $3$TDAY-2.ts

(追記)

やはり録画時間を「秒」で指定するのはいまいちなので「分」で指定するよう
にしました。スクリプトは以下のようになります。

sec=`expr $2 \* 60`
recfriio --b25 $1 $sec $3$TDAY.ts

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