富士通、リナックスで銀行システム 勘定系を7割安く

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富士通は金融機関の入出金処理をつかさどる勘定系システムの中核部分に、設
計図が公開されている無償基本ソフト(OS)の「リナックス」を採用する。障害
発生が許されない銀行の基幹システムをリナックスで構築するのは国内では初
めて。リナックスと安価なサーバーを組み合わせ、価格をメーンフレームの3割
程度の50億円前後に抑える。大幅な低価格化で同業他社からの乗り換えや新規
参入銀行からの受注を狙う。

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Windowsで勘定系システムを開発したと華々しく宣伝されていたのが、確か
2007年、それから3年で次はLinuxで勘定系システムですか。東証の新システム
も富士通がLinuxで構築したそうだから技術確立はできているのだろう。

例えば情報システムに150億円かけている銀行と50億円かけている銀行とでは
100億円の資金力の差ができる。それを大きいと見るか小さいと見るか。

どちらにしても金融機関の情報システム部門には行きたいとは思わない。
超大変そうだし。とはいえ楽な情報システム部門なんてないのだろうけど。

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